鍼灸温熱治療院
“神楽坂・エコパオ”のつぶやき日記
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からだ対話ブログ
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地に足をつける
ドイツでリハビリの研鑽をかさねて帰ってきた
理学療法士の知人が
車いすの男の子を観察して、まずやったこと。
車いすの足置きから浮いていた足裏に板をはさんで
地と足裏を接着させたのでした。
それは、ほんのささやかなサポートのように思われた。
次の瞬間、男の子の動きが大きく変化していったのでした。
それまで目の前のちいさなテーブル(車いすに付随した台)
を不自由に行き来していた手の動きが、
とたんに大きくなり、彼の可動域が劇的に改善したのでした。
そう、彼は新しく拡大した目の前のテーブルの世界を
ご機嫌に探求しはじめた。

ぼくらが活動する上での安全性、安心感は
この足裏の感覚、着地のたしかさからはじまるのだと
実感した一瞬でした。

ピンヒールの脚を組んで
パソコンを操りながら、電話の応対。
腰椎はくねって、背骨はねじれ、
そんな日常の負荷に
カラダは声なき悲鳴をあげながら
自分の安全な場所をさがします。
なかなか肩こりが治らない。
このコリを、なんとかしたいんだよお。
だったら。

許されるコトなら
せめて、靴を脱いで、
足の裏をつけて
座骨ですわり
身の安全をはかっていただきたいと
願います。
頑固なコリ comments(0) -
鼻づまりで便秘の赤ちゃん
鍼灸は、妊婦さんも多いのですが
そうなるっていうと、
出産後の母子が、からだの調整にいらっしゃることも多いのです。

生後3ヶ月の、ある可愛い子ちゃんは
横に抱くとむずがり、タテに抱くと静まる。
泣いてばかりいる、とママも心配の様子でした。
脈をみて、触診。
鼻づまり。呼吸が浅い。
そう、息が苦しかったから
いつも泣いていたのです。
小鼻の比較的手前のところに
大きな鼻くそが溜まります。
そして、1週間もの便秘でした。

どうやら粘膜が粘着質で固まりやすく
腸の動きも弱いです。

おむつ替えの時にできる
足ぴょんぴょん体操で
腸の動きを活性化。

鼻づまりのツボをやさしくさすると
すこし呼吸が、かわりました。
今夜はゆっくり眠れるといいね。
明日は、でっかいウンチ!だ。


からだのサイン comments(0) -
忘れ、て癒えること
認知症の母は、
もう誰の事もわからない。
数年前に、父が亡くなったことも
自身が大腸がんの手術をしたことも
義娘が3人の子を残して亡くなったことも
なにも、知らない。
母の、苦しむ顔を見ずに済んだ。
ニコニコと微笑む、屈託のない母が
苦悩のない世界で
楽にいられていますように。
今が、しあわせで、ありますように。
からだの自然な反応 comments(0) -
リーブにさよなら。
毘沙門天のラブラドール(♂)
リーブ君が、3/7(木) 亡くなりました。
享年15歳。
気立てのいい彼とわたしは
大の仲良しでした(わたしが想ってただけかなあ)

来たばかりの頃に、市ヶ谷の土手をいっしょに散歩したね。
五十鈴のどら焼きの入った袋が風に飛ばされて
落ちたどら焼きを、ビニールごと
飲みこんでしまったこともあったなあ。
お花見の日も、こっそりおでんをあげたでしょ。
柵の中で、コロコロ遊んだ。
ああ、あなたは、もう
いないんだ。
なめられて、ちょっと臭いけど
遠くに聞こえてた、君の声や
でっかい図体で、ニコニコと抱きついてくれた
あのチカラづよさが
ほんとうに、恋しいよ。

リー君、
さよなら。
ありがとね。大好きだったよ〜!

ヤスラギ comments(0) -
記憶の捻れが、コブになる
そのとき、終わらなかった感情は
捻れては、コブになる。
あまりに衝撃を受けたり、
受け止められないような痛手を受けたとき
まともに受け入れるのがキツすぎて
ヒトは一旦、感じることを回避してしまう。
感じた一瞬の刺激を、あわてて抑えこんで
なかったコトにするのだ。
けど、逃れたはずのそれは
捻れたコブとして、どこかにおさまっているらしい。

記憶に眠るそれらのコブは
あの時の『今』を逃すと
あの時の『今』の大きさよりも
はるかに大きなコブになっていて、硬い。

いつかまた、
そのコブに触れるような機会に出会うのが、いい。
コブを見つけるのが、いい。
そして、なぞると
一瞬にして、溶けていくことがあるよね。

漠然とした不安 comments(0) -
足湯日和


光明石の増量で
ミネラルがパワーアップしました。
はじめての方も
久しぶりの方も
柔らかいお湯でスベスベに。

〈冷え改善の入り方〉
ほどなく、両脚をあげてみて
左右の色を比べます。
ほんのりピンク色の方をお湯から出して
まだ白い方だけを1分間長めにお湯に浸けます。
左右の温度差を改善すると
全体の流れがよろしくなる。

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冷えとり comments(0) -
キレる母を許す子
それが赤ん坊であったとしても
目の前でキレる母をありのままに
シャッターを切るように心に映して
受け入れる。

それでも許し、愛して求めるのが
子どもなのです。
親が子どもを愛するんじゃない、
子どもが親を、愛するんだ。

声なき声で
“ぼくに何かできることは、ありますか”
と、つぶらな瞳は
哀しげに問いかける。

そうして彼らが
彼ら自身を痛めつけるしかなくなる前に
どうか、助けを求めて欲しい。

最初から貴女だけが悪かったわけじゃないんだ。
キレそうになったら
子どもを叩きそうになったら
そのまま
電話してちょうだい、いいね。

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