鍼灸温熱治療院
“神楽坂・エコパオ”のつぶやき日記
もっとも身近な自然界
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からだ対話ブログ
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エルザ呼吸法
センサリーアウェアネスの原点
「人間のワーク」を創った
エルザ・ギンドラー(1885-1961)は

当時、肺の疾患で余命宣告を受けた時に
自分のからだの感受性を高めて
痛んだ肺を自力で休ませることに成功、生き延びた。

その後
じぶん自身に目覚めること
現代のソマティックワークの源流を
つくった女性です。

わたしたちは
自分の臓器が、どこにあるかも
知りません。
いえ、実感できない、というか。
せいぜい、胃が痛くなって
胃の位置がわかる程度です。

筋腫ができたり、
コレステロールが固まったり
ましてや細胞がガン化するだとか、
肩こりに至る体内のプロセス
すら実感できずに、
対処療法で、自分以外の
医者や鍼灸師やセラピスト、
他人にほぐしてもらったり、調べてもらう他ありません。

どこかのカリスマに治してもらうより
自分で、自分の落とし前をつけれる方が
ずっといい。

すこしずつ、お伝えしています。
夜中に咳こんだときの呼吸法。
(私は勝手にエルザ呼吸法と呼んでいる)

これ、実際やらないと伝わらないので
喘息や、夜中の咳がつらい人は
ぜひお声をかけてください。
せっせとセルフケア comments(0) -
混ぜるな危険...玄米と白米
その人は
逆流性食道炎でした。
胸やけがつづいていたそうです。

ノーチェックであった。
玄米と白米を
半々に混ぜて、普通に食べていたのです。

玄米には“果皮”と呼ばれる固い表皮があって
消化にとても時間がかかります。
白米と同じように飲み込んでいると
だいたい胃がやられてしまう。

下北沢に
大好きなカレー屋さんがあるのですが
そこでは
「白米になさいますか、玄米ですか」
と聞いてくれます。
「もちろん白米です」と
答えるのですが、
カレーに玄米はヤバいです
(飲んでしまうので)
と、まだ言えてません。

隣のひとたち、結構みんな
玄米にしてて
あ〜あ、どうなんだ....と
モヤモヤを
いつも飲み込んでしまうのです。
混ぜないでね〜。
食養 comments(0) -
鍋の盲点
金属アレルギーの人でも
ステンレス鍋は安全だと
思っていたんです。

ある患者さんが
歯の金属を取り除いて半年くらい経ったころ
掌蹠膿疱症
(しょうせきのうほうしょう、
PPP:pustulosis palmaris et plantaris)
がぶり返しました。
んん???

日常生活を色々チェックしてみたら
ステンレスの多重構造の鍋の内側に
“銅”が入っていたのでした。
あと、電気ケトルのアルミ。

これら、普通に便利に使っているので
なかなか気づかないのですが

金属アレルギーの人は
長らく溶け出したものがさらさらと堆積し
ある量を超えたとき
突然、手のかゆみやブツブツ
首の後ろの発疹などがでます。

安全な鍋、
土鍋、ホーロー、鉄。
ですかね。

金属アレルギー comments(0) -
ヴィーガン・シック(vegan chic)
6年前のこの記事が、まだまだ新しく思えたので。

以下、雑誌「veggy」2008.summer vol.1より引用
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■ “ 毛皮衰退 ” という欧州の流れ

かつて毛皮はエレガンスの代名詞でした。
しかし欧米ではすでに、これは過去のイメージと化しています。
今では毛皮=残酷のイメージがつきまとい、エレガンスどころか
下品の代名詞となりつつあります。実際ファッションをリードする
セレブリティと呼ばれる女優や富裕層たちの多くが次々に毛皮を脱ぎ、
ヴィーガン・シック・ファッションに移行しています。一見“毛皮を
着ている”ように見られるセレブリティもいるでしょう。
しかし実はそれはフェイクファーであることが多いのです。例えば
ヴィクトリア・ベッカム夫人が着ている毛皮も、全てフェイクファー
だそうです。

■大手ブランドも “ 毛皮撤退 ”

ファッション・ブランドも次々に脱毛皮宣言をしています。ヴィーガン・
デザイナーである、ステラ・マッカートニーはもとより、既に廃止している
ところに、ジョルジオ・アルマーニ、ダナ・キャラン、ラルフ・ローレン、
ジェフリー・ビーン、H&Mなどがあります。またカルバン・くらいンも
2008年春夏からの撤退を発表し、セレブリティ衣装を手がけるマーク・
バウアーは毛皮だけでなく、レザー、スエード、ウールの撤廃も発表しました。

■日本における毛皮に対しての無知

日本ではまだまだ毛皮が氾濫しています。
ほとんどの女性は毛皮が生きたまま剥がされるとは、知らないでしょう。
そして安い毛皮の多くが、実は中国産の犬や猫であることにも無知でしょう。
安いダイヤモンドを手に入れた女性が、そのダイヤのせいで、
アフリカの紛争で多くの人々が手足を切り落とされた事実を知ったら、
そのダイヤを自慢できるでしょうか。
毛皮は中国産であろうとカナダ産であろうと、
傷のない美しい毛皮を得るために、
大抵は生きたまま剥がされているのです。
そのような事実を知って、まだ毛皮を着て、自慢気に歩くことができるでしょうか。
たとえそのような残虐さに無関心な人でさえも、
もはやイギリスでは人々の反感を恐れて、毛皮を着て歩けない雰囲気が
漂いはじめています。
有名人ほどその傾向が強いのは、ファンを失うことを恐れているのでしょう。
欧米から日本を眺めると、やはり日本にはまだまだ
既存の文化を覆す力も発言権も低いようです。
先入観にとらわれず、一人一人が頭と心で考えて発言できる
欧米の開かれた社会は、やはり素晴しいと思います。
アメリカ、イギリスでのベジタリアニズムの急速な拡大は、
こうした社会背景もあるでしょう。
ファッションが欧米主導である以上、日本にも着実にこの波がやってきます。
多くの女性がビジネスのために作られた報道やブームに扇動されず、
各自の良心で考えて選択することを願っています。
(TEXT:KYOKO YAMAJI)
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安らかな自然死を考える comments(0) -
あんまり念じない
床に転がってた
ナポレオン・ヒルの『成功哲学』をめくった。
(当時つきあっていた彼氏が読んでて放ってあったやつ)

20代そこそこだった当時の私には
なかなか刺激的な目次をパラパラ。

それ以来、思えば成る、
イメージメイキング、描いたもんガチ、みたいな
創造力に導かれて何かを得るチカラ
のようなことが
いつも心に収まっていた。
だから、欲しいもの、欲しいことは
ぐぐぐっと念じることだとすら
思っていたわけです。

ところが、具合の悪いひとの
具合の悪いところ、に
良くなれ、良くなれ
と念じると、あまり良くない
ということに
ある日、気づきました。

これは、まるで自分の念が
さも誰かを癒す事ができる、かのような
傲慢さを思わせる。

それ以来、
一瞬の同期と祈り
そして速やかに手放す。

つまり
相手の、相手たる命のチカラを
信じるということにおいて

余計で、勝手なお世話は要らない。
という気づきだったわけなのです。

とっとと、手放す。
癖もの comments(0) -
食養のチカラ
昨年来、うちの治療院の一角で、
ゆるいマクロと、ローフードをコンセプトにした
足湯カフェをやっている。

エコパオを立ち上げる前、だから
かれこれ20年くらい前に
わたしは乳ガンになりかけて
当時関わっていた快医学の瓜生良介さんから
“お前、なめてたら死ぬぞ”
と言われて、スワッ、
断食と温熱療法の2ヶ月を過ごした。

未消化になりがちな玄米は、
潜在的なアレルギーを引き起こしやすくて
それ以来、胚芽米に麦で
そのうち、ゆるやかにいい加減な
できるだけの自然な食事
という塩梅におさまっている。

ローフードにシフトしてきたのは
患者さんの中に
ゲルソン療法を実践している人がいたからだった。
ヒポクラテススープや酵素ジュース、
プチ断食あけのやさしい食事を
なんとか提供したい、と思った。

冷えとりを提唱して来たうちが
ローフードって、どうなのか
多少の迷いがありながら実践してきて
(うちの先生は1ヶ月で4キロ痩せたのだ!)
それも真冬に。

わたし自身の冷え感もあり
やっぱり味噌汁は
あったかい方がいいし
お鍋も食べたい。

マクロビオティックしかり
ナチュラルハイジーンしかり
わたしは、だいたい行くとき行ってしまい
極端な実践に走るのですが

そしてもう一度
できるだけニュートラルな場所にもどり
いのち、を考える。あるバランス。

感謝をもって
美味しくいただくヨロコビに
センサリーアウェアネスでいたらいいんだ、ね。
予防医学 comments(0) -
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