鍼灸温熱治療院
“神楽坂・エコパオ”のつぶやき日記
もっとも身近な自然界
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からだ対話ブログ
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認知症のずっと前に
「わたし、
 どんなんなっちゃうんだろう」

いつか聞いたことのある台詞
母が、うっすらと発症しはじめた時の口癖を
また別のひとから聞いた。

忘れていくとき
思い出せないことが度重なるとき
周囲よりも先に
もちろん本人が
圧倒的な不安に包まれているとき

「わたし、
 どんなんなっちゃうんだろう」
と、なんどもなんども言いました。

「大丈夫だよ」
「わたしもいっつもそう」

これは、たぶん
何の慰めにもならない、どころか
もしかしたら
孤立感を深めさせてしまうのかもしれない。

だったら、なんて言う?
いえ、どういう風に
隣に居たらいいんだろうか。

忘れるの、不安だね。
思い出せないと、イライラするね。

そして、長い長い不安のあとに
静かにゆっくり忘れていった。
あのプロセスを思い出すたび

目の前にいる
本人とその家族に
これから起こるであろう、旅の景色を
どのように説明して
説明しなくて
幸せでありますようにと
伝えていけばいいんだろう。
いや、伝えなくてもいいのか。

早めの通院と
日進月歩の投薬をすすめるのか、

しかし、そもそも
認知症とは
いったいなんなんだろう。

前世を忘れさせられる理由を思えば
やってられない何かを
今生で手放すしかない道
なのかなあ。
 
漠然とした不安 comments(0) -
動物の売買
 “ 金魚やさん ”って呼んでいた。
子どもの頃に、
金魚の餌を買いに行ってた
実家近くのお店。
たしか、おじさんが一人でやってた。

今は、
巨大なペット産業の有名企業。
ものの50年、一代で築いた---
人はそれを
 “ 成功 ” と呼ぶのかな。

犬猫は、拾うか
もらうものだと思ってた。
ましてや何十万円も出して
繁殖されて、きれいに飾られて
売買される商品になるなんて。
いのち、いのち。

アレルギーと糖尿病で
皮膚がでろでろになった豆柴を
治療してたコトがある。
臭くて、目も見えなくなって
飼い主も、本人も
みんなが辛かった。
繁殖で弱った
イノチの典型だとあとから聞いた。

もうそういうの、やめようよ。


 
ペットの自然療法 comments(0) -
缶ビールを止めました。
金属アレルギーだ、
歯の詰め物を外す…だとか
色々いってきました。

毎日せっせと摂取する
アルミ缶を忘れていました。
缶ビール!
毎週土曜日のビン缶
リサイクルのごみも激減。

アルミの体内摂取を減らして
おまけにゴミの軽減
ブラボー。

瓶ビール。
茶色い瓶は回収してもらう。
こんなでしたね、昔。



 
身の回りの解毒 comments(0) -
欲望の彼方に。インプラントにおもうこと。
不老不死、か。

インプラント歯科の
内覧会に行ってきた数人が
数百万円の見積りを
もらってきた。

みんな、本気で検討しているみたいだ。

成功例もあるだろう。
何度もいうようですが
けれど、
原因不明の頭痛や目眩
たくさんの臨床を診てきました。

自然、としての自分が
老いていくことについて
考える。
歯茎はやせ
歯も骨も
すこしずつ弱っていって
やがてあんまり食べられなくなって
小さくなって
どうもありがとう
さようなら
と言って土にカエル。
そんなことが、できるのかな。

そして今
下の歯のブリッジが危うい。
親知らずを抜いてしまうと
部分入れ歯、だ。
部分入れ歯か、インプラントか。
この言い方ってどうよ。
なんかもっと素敵な名称はないものか。
ブブンイレバ。
ソウイレバ。

歯の期限は
イノチの期限。
それを受け入れていないのは
わたしたち人間だけなんだね。

さて
老いることは
そんなにイケナイことなんだろうか。
自然に劣化して
歯根だけネジがピカピカって
おかしいよ。

昔々ならってた
ダンスの先生が(70代前半でした)
整形した鼻の芯がズレるたび
「ごめんください」といって
直してた
ピカピカの鼻筋は
やっぱり
変だった。

欲望のかなたに。
いつまで保つ
つもりなのか。
いつまで居座るつもりなのか。
見積りを眺めながら
悶々となる。

弱々しすぎずに
静かに小さく
ちぢんでいくような死に方は
ないものだろうか。




安らかな自然死を考える comments(0) -
歯石をとって、ご機嫌な人
昨日より、元気だ。
色々、しゃべる。
聞いたら
さっき歯医者で
歯石を取ってきた、という。

唾液がきれいになると
元気になる。
唾液と血液が
ぐっと清らかになり
免疫力があがる。
覇気もでる。

気のせいなんかじゃない。

口腔ケアは
イノチの洗濯、くらい
言ってもいいと思う。
あー、気分が落ちたとき
トイレピカピカに磨く
感じにも似ている。
浄化か。
身の回りの解毒 comments(0) -
ロキソニンを飲んで、走る
ランナーズがやってくる。

筋肉痛のケアに
レース前後のメンテナンスに。

さて
5キロくらいからはじまって
だんだん距離をのばしていき
ついに東京マラソンへ。

やがて、山を走ったり
さらなる長距離へと
はまっていく人を何人か
知っている。

長距離の時は
4時間置きに、
ロキソニンを放り込んで…
ちょっちょっ、
ま、待ってください

痛みを止めて走った股関節は
沈黙の痛手をうけて
やがて
思いがけない別の痛み
として表現するのです。

なんか、変、じゃないすか。
サディスティックで
トキシンな
走るって、なんなんだ???
癖もの comments(0) -
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