鍼灸温熱治療院
“神楽坂・エコパオ”のつぶやき日記
もっとも身近な自然界
“からだ”に聴く
今ココの感覚
じぶんを旅する、
からだ対話ブログ
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- - -
仮歯の憂鬱
からだに、仮なんてない。
いつも本気だ。

たとえば 型をとって
本歯が入るまで、樹脂の“仮”の歯をいれます。
“仮”ですよ〜というのは
ぼくらの思考、便宜上であって
からだにとっては(脳かな)
事実として、今ココの突然の異物混入であり
疑う余地もない。
さて、今からはこれなんだあ、と
受け入れ態勢を整える。

骨肉のあちこちで
微調整が起こって
そりゃあ不定愁訴もでる。

なんてカラダは
順応性、恒常性に
優れているのだろうか。

カラダは、いつも本気なんだ。

だから覚えておこう。そして、待ってあげて欲しい。
しばしの不定愁訴を。
若干の時間差を。
そう長くはつづかないから、
痛みとともに
いてあげてくれませんか。

 
からだの自然な反応 comments(0) -
背中の叫び
足の裏におんなの人生がでる
と、昔どこかのおじさんが言ってた。
へえ〜、なんの?と思った。

もうかれこれ
延べると4万にんくらいの
カラダ、いえ心身をみてきたぼくらは
いつも背中と対話する。

後ろには目がないから
ある意味、緊張感がつねにあるんだ。
周囲、環境、外界、
そう人間関係や、安心して生きているかどうかを
表現している、といつも思う。

たたかって、いたり
詰まって、いたり
ちぢまって、いたり。

大丈夫と言い聞かせながら
リラックスを連呼して
頑張っている背中のかたさは
いきなり脱力を目指すのではなくて

ひと息ひと息
呼吸を入れたり出したりする
動きをなでながら
背中に空間、をみつけていく。

丁寧にやろう。



 
ココロのコリ comments(2) -
お世話になる
「誰の世話にもならない」
「誰にも迷惑をかけない」
が口癖だったひとが倒れて
誰かの助けが必要になった。

彼女は10数年の介護を経て
さきごろ亡くなった。
凝縮した人生を間近に見ていて
わたしがまなんだことは

お世話になることに
慣れていた方がいい。
迷惑をかけることを
多少、許す方がいい。
ひとりでは生きていけないことを
知っていた方がいい。

 
頑固なコリ comments(0) -
| 1/1 |